エコーカンについてHEADLINE
エコーカンとは
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エコーカンは、弊社の独自技術（特許取得）を用いた高効率な投込式蒸気熱交換器です。メッキライン、食品加工ライン等の加熱処理槽の昇温に適し、工場設備の燃料コスト及び環境負荷軽減対策として好適な製品です。 ※エコーカンは投込式熱交換器だけでなく、その他の蒸気加熱装置に転用できます。  |
性能
蒸気使用量比較試験結果
| 試験水準 | 昇温時間 | 水槽水温（℃） | 蒸気 使用量 （kg） |
1℃の昇温に要する 蒸気使用量 （kg/℃） |
蒸気 削減率 （％） |
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| 試験開始時 | 試験終了時 | |||||
| エコーカン | 6分53秒 | 18.9 | 63.0 | 8.60 | 0.195 | 25 |
| 従来熱交換器 | 7分03秒 | 19.3 | 61.9 | 11.01 | 0.258 | − |
(長野県工業技術総合センター様)
特長・採用のメリット
1．利用可能な熱エネルギーを最大限有効利用
蒸気の潜熱は当然として、蒸気の顕熱まで最大限使い切ることができます。このため、高圧でも効率良く使えます。
2．スチームトラップ不要でメンテナンスが容易
エコーカンは、ドレン排出にオリフィス装置を用います。一般的に用いられるスチームトラップが消耗品なのに対し、オリフィス装置は分解掃除が簡単(所要時間約2分)で半永久的に使えます。
3．ドレン回収が容易
ドレンにフラッシュ蒸気がないため今までより小口径の配管で行え、ドレン回収ポンプ、リフトフィッティングなどの機器も不要です。
構造・原理
蛇管に投入した蒸気は処理液に潜熱を供給して腹水し、凝縮水となります。エコーカンは、オリフィスを用いた独自構造（特許取得）により、凝縮水でドレン導管を満たして水封状態を作り出します。この水封状態を維持することで、ドレン導管への蒸気の流入ができなくなり、スチームトラップなしでも蒸気漏れが起こりません。また、ドレン導管において凝縮水の顕熱も有効利用できます。したがって、処理液と同程度の温度となるまでエネルギーを使い切ることができ、投入蒸気量を大幅に削減できるのです。
バナースペース
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